しがない大学生の万人のためにならない日記

《基本毎日更新》バイト先の先輩に真似て始めたしがない大学生によるしがない日記。気になったこととか今までの経験とか気になることとかの雑多ブログ。チャラくない大学生活がどんなものかとか気になる人にオススメ。 お問い合わせはパソコンの方は横、スマートフォンの方は記事下のプロフィールよりフォームにお願いします。

駅からロシア語表記は撤去すべきか?

どもども

今日は紹介ではない持論系の記事です。昨日…でしたかね、JR東日本の恵比寿駅にある、ロシア語表記について客から「不快だ」という意見が多数あり、撤去されることになりました。果たしてこの行為、どう捉えれば良いのでしょうか?

 

確かに客の言い分は分からなくもありません。非人道的な行為をしているロシアについて、嫌悪感を抱くのはある意味当然のことですし、ましてやロシアに関してサービスをするなんて…!と思う人も大多数いるのかなと思います。JR東日本も大企業な訳ですから、そんな客数人の意見を通すはずもありません。おそらく署名レベルの意見があったのでしょう。

さて、これについて意見しようと思ったのですが…なかなか難しいですね。私なりの意見としては「やり過ぎ」な印象が強いです。ロシア政府は確かに悪いことをしていますが、別に日本に住んでいるロシア語を話す人が悪い訳ではありません。今回の判断は「JR東日本がやってるんだから」という理由で様々なところに飛び火しそうなのが怖いです。それこそロシア料理屋なんかに飛び火した日には、そのお店の人の人生を狂わせてしまう事態になりかねません。そのようなことを考えれば、今回の一件は少し対応として行き過ぎているような気がします。

ただ、私的な思想を除けば、会社として妥当な判断なのかなとも思います。JR東日本としても、対応をしなければまるでロシアの擁護のようになってしまう…そうなれば自分たちの存在について意義が唱えられるかもしれません。そのように考えると、一概にやり過ぎだとも言いづらいなあというのが本音です。

 

今回の騒動については、コロナ最初期のアメリカにも似たものを感じます。中国でコロナが流行ったからアジア系に対して誹謗中傷を浴びせる。そのような感じがしています。もちろんその時とは違い、明らかにロシアの非があるわけですが、とはいえ文化や言語を否定して良いものか。議論されるべき内容なのかなと思いました。