「クレヨンしんちゃん」は下品だから子供に見せてはいけないか?
どもども。
クレヨンしんちゃんと言えば、日本の国民的アニメです。私が見ていた時は19:00~ドラえもん、19:30~クレヨンしんちゃんという流れでした。しかし、クレヨンしんちゃんはその内容から「下品だ」「暴力的だ」という意見があります。今日はこれについてお話します。
まあ私が見ていた10数年前よりはかなり内容が易しくなっているみたいですが…個人的にはその変化すら必要だったのか疑問です。まあ確かにゴールデンタイムにおしりを出して踊るとか、子供にゲンコツを食らわせるとか「時代にそぐわない」という意見があるのは納得です。ただ、その内容を「子供が真似するから」「犯罪を助長するから」というのはおかしいです。
子供が外でおしり出して踊ったりしたら確かに問題ですけど、そのこと自体が「おかしいんだよ」と教えるのが親の役目です。もしくは親じゃなくても、周りの大人がダメだということを教えてあげることが重要です。その行為を割いて「真似するからダメだ!」と一蹴するのは大人の怠慢かと思います。ただ最近は、いわゆるモンスターペアレントがいますので、周りの大人がなかなか口に出せない状況にあるのかとも思います。でも、言わなきゃいけないことを言わないというのはちょっとおかしな話かなと思います。
あとはゲンコツとか頭グリグリを「虐待助長」とする考え方ですが、どうやったらそんな考えが浮かぶのか謎です。「あ、クレヨンしんちゃんでゲンコツしてるから俺もいいんだ」ってならないと思うんですがどうでしょうか…そういうことをする人は元からおかしいんですから、別にアニメがおかしいわけではないと思います。
子供の遊び場を緩やかに全て規制することと同じですが、手間を惜しみすぎて子供が考えるということをさせなくなってきていると思います。成長過程で良いことと悪いことを考えさせるというのは重要だと思うのですがどうでしょうか…