しがない大学生の万人のためにならない日記

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【教訓】福知山線脱線事故から16年 今への教訓は

まず初めに、2005年4月25日の福知山線脱線事故で犠牲になられた方、またそのご遺族の皆様には心よりご冥福をお祈り申し上げます。

今日4月25日は、JR西日本における最悪の列車事故である福知山線脱線事故が発生した日です。今日はその事故から得る「教訓」と、現在のJR西日本の対応についてお話したいと思います。

 

そもそも当時のJR西日本というのがどのような状態であったのか、ということですが…どうやらかなり無理のあるダイヤで運行を行っていたようです。また、遅れると運転士に対して罰金を課していたということもあったようです。JR西日本としては、周りの私鉄との競合に勝つためにそのような無理のある運行ダイヤを組んでいたのかと思います。安全<利益だったということですね。

ここから分かることは、結局安全や顧客を第1にしなければ、それは必ず仇となって返ってくるという、ある意味当たり前のことです。以前学習塾において虚偽の合格者実績を載せるということをしていましたが、それも同じことです。当たり前のことをやらない企業や人物にはそれ相応の事が起こるものです。

JR西日本の話に戻りますが、現在JR西日本はどうなっているのでしょうか?実際にホームページを見てみましょう。f:id:siganainikki:20210425103529p:imageこちらがスマートフォンで開いたホームページの一面です。まず左上に出てくるのは「安全の取り組み」についてです。当時の事故をいかに重大に受け止めているかというのが分かります。また、各事業紹介の下には福知山線脱線事故についてのページへのリンクがあります。これが他の鉄道会社ですと…f:id:siganainikki:20210425104804p:imagef:id:siganainikki:20210425104830p:imageこのように、まず広告や事業紹介のページが現れます。別にそれが悪いと言っているわけではなくて、JR西日本が当時の事故について非常に神経質になっているということがわかります。

 

何はともあれ、二度とあのような事故を起こしてはなりません。そのためには、事業者が意識を高めることはもちろん、国が安全対策に対する規制を厳しくしたり、利用者が余裕を持って行動を行うことも重要かと思います。鉄道に関わる全ての人が意識することにより、このような事故を減らしていくべきかと思います。