しがない大学生の万人のためにならない日記

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【YouTube広告】数字「で」嘘をつくことは割と簡単

どもども

皆さんはYouTubeをよく見ますか?YouTuberの動画のみならず、音楽などを聞いている人も多いのではないかと思います。そんな中で、タバコに関する広告を見た事ありませんか?タバコがいかに悪いものか、社会からタバコを無くそうという趣旨の動画をアップロードしている医師がいます。その中でとある具体例が私の中で非常に引っかかりました。そこから今回の「数字で嘘をつく」という話に繋がりました。

 

さて、その動画では先程も話したように、タバコの悪影響について永遠と話しています。大体5分くらいかな?飛ばすことももちろん出来ますが、せっかくなので最後まで見てみました。確かに「あー、こりゃタバコって悪影響多いなあ」という納得する理由もありました。

その中で出てきたのが、医師と大手予備校河合塾が協力して行った調査です。その結果としては、タバコを吸う浪人生はタバコを吸わない浪人生より数割合格率が低いというデータです。なるほど、こりゃタバコは良くないものだ!と、目の前の数字を見るだけならそう思います。ただ、よく考えてみると…浪人生って18~19歳がほとんどじゃね?ということです。つまり、そもそも非行に走っている浪人生は、そうでない浪人生より合格率が低いということです。これは本当にタバコの影響だと言えるのでしょうか?例えばそのような非行少年少女はお酒を飲んでいたかもしれませんし、遊び呆けてたから授業に参加していなかっただけかもしれません。そう考えると、タバコと合格率の因果関係を必ずしも肯定する訳にはいかないのです。でも、パッと数字を見ただけだとすぐに因果関係があると納得させられてしまう。これが数字のマジックであり、数字で嘘をつくということだと思っています。

統計学的にはバイアスと呼ばれる「偏り」なのですが、これを知らない人からしたら怪しむ余地がないのです。でも、これを絶対悪だとは私は思いません。お互いに持論を話す時というのは、データの改ざんではなく見せ方を工夫します。あくまでこれは「工夫」であるということを私は強調したいと思います。これはもう仕方の無いことですが、客観的に正しい情報なのかは受け手側が考えなければならないのです。私はそのように考えています。

 

まあ見せ方を変えること自体は(度を過ぎなければ)犯罪になることはありませんからね。もうここは、諦めるというか注意するしかないと思っています。逆に面接とか営業とかだとこのマジック上手く使えるんですよね…まあその話はまた後日ということで。