【教育】「公平」が行き過ぎれば「完全な学歴社会」になると思う話
どもども。
皆さんは学校授業の評価についてどう思いますか?20歳の私が小学生の時は、基本的に「やる気と成績」この2つで評価をされていました。やる気…つまりどのくらいちゃんと授業を受けているか・積極的に手を挙げているか・発表しているかという評価項目が結構大きくありました。もちろん色んな議論が巻き起こっている「道徳」科目でも同じです。
まあ今でもどうやらそのようですが、でもやっぱり公平を大事にする(みんなで同時にゴールとか)今の世の中では「手を挙げられるのと勉強が出来るのでは違うから、手を挙げるだけで成績が上がるのはおかしい!」「事情があって発表出来ない子もいるんだ!」という声が上がってもおかしくない状況ですし、実際あるようです。まあ確かに、色んな事情があってやる気面での評価が難しい人もいます。その点で、テストの点で全て評価するのは公平かつ簡単です。
しかし、これが行き過ぎれば簡単に学歴社会となります。積極性や独自性があっても、勉強が出来なければすぐ成功ルートから外れてしまいます(もちろんそうでない人もいますが)。というか現状の日本がまさにこれに近づいている気がします。既に学歴社会とは言われますけどね…でも日本の行き過ぎた「公平」への憧れというのが、恐ろしい結果に繋がるのかなと考えています。実際進んでいる事例としては、道徳の評価点数化ですね。以前も書きましたが、これ本当に恐ろしいことだと思います。人の考えに主観で点数を付けるということですから…
学歴社会が全て悪いとは言いませんが、韓国の受験戦争を見ていると、学歴社会が行き過ぎると恐ろしいとは本当に感じます。日本がそうならないといいな…