最近「雑な報道が多い」ということについて
どもども。
私は今までもかなり報道機関については、特に思想操作を行うような報道に苦言を呈してきたのですが、それでもある程度は情報を信用して見てきました。しかし、報道される情報すら信じられなくなるような状況に今なっています。
元から週刊誌のような報道機関は、嘘半分・大袈裟半分・事実ほぼ無しみたいな、ある意味「エンターテインメントとしての機関」だと思います。でもこれらの報道機関があんまり叩かれないのは、みんな嘘だとなんとなーく分かっているからです。
ただ、いわゆる中堅・主要メディアはそうなってはいけません。みんなは報道される情報を信じるわけです。まあ一部の過激な報道機関嫌いは抜きますが…一般的に「報道は正しいだろう」と思われます。しかし最近、スクープを掴んで報道し、その後当該者や国会議員がその報道について否定するという事案が多数見かけられます。
直近であれば産経新聞の「緊急事態宣言解除」の報道です。
(問題がある報道)
この報道を見て「あ、ついに緊急事態宣言が解除されるのか」と信じてしまいました。まあ安易に信じた私も悪いですが、これを信じた理由というのは「有名な産経なら事実だろう」と考えたからです。恐らくそう思う人は多いのではないでしょうか?しかし3/15の国会で、菅総理は緊急事態宣言解除についての質疑に対して「まだ判断できる状況ではない」という旨の答弁を行いました。あれ、これ結局産経の報道は間違いだったんじゃないか!とこの時思いました。恐らく産経としても適当に報道したわけではないんでしょうけど、一体誰に聞いた内容なのか…
このような事例が直近ではいくつか起こっています。これは有名な報道機関として大きな問題なのではないでしょうか?一体何を信じればいいのかいよいよ分からなくなってきます。スクープを取ろうとし過ぎだと私は思います。それをやるなら週刊誌のような、みんながすぐに信じないような所でやるべきかなと思います。
結局信用出来るのってNHKだけかなあとも思います。保守的ですから速報性には欠けますし、嫌いな人は嫌いですが、事実はちゃんと報道してくれます。公共放送の役割ってこんな感じなのかな…?