しがない大学生の万人のためにならない日記

《基本毎日更新》バイト先の先輩に真似て始めたしがない大学生によるしがない日記。気になったこととか今までの経験とか気になることとかの雑多ブログ。チャラくない大学生活がどんなものかとか気になる人にオススメ。 お問い合わせはパソコンの方は横、スマートフォンの方は記事下のプロフィールよりフォームにお願いします。

電気自動車のみにするのはどこまで現実的か?

どもども。

少し前に、関越道で大きな出来事がありましたよね…立ち往生した車がいて、それに巻き込まれた車が大渋滞。そこまでならまだいいですが、当日は雪が強く降っており、巻き込まれた車含めてみんな立ち往生という事態になってしまいました。そこで改めて考えられたのが「本当に全車電気自動車にしていいの…?」という疑問です。今日はこれについて話していきたいと思います。

 

今この現状、電気とガソリン両方使うハイブリッド車というのは世の中にかなり浸透してきています。駐車場に止まっている車を見ても、3割くらいはハイブリッド車です。CO2排出量も少ないし、エンジン始動までは静かだし、燃費もいいし…良い車です。一方で電気自動車や燃料電池はどうでしょうか?まだまだ公道にはあまり走っていないような印象です…

なぜここまで走っていないのか?その理由は単純に、充電する設備が整っていないということと、車両価格が高いということがあげられると思います。まあ利便性悪いし高いし、そりゃ誰も買いません。でも反対に、この2点さえ克服すれば良いのでは…?という感じもします。というか私もそう思っていました。でも、今回の関越道の一件で、その印象は大きく変わりました。

雪の中なんて当然寒い訳ですから、エンジンつけっぱなしで暖房とか付けるわけですけど、そうするとガソリン車にしろ電気自動車にしろ燃料を食いますよね。そして燃料が無くなった時、利便性が高い、救出されやすい車はどちらなのかと言われると、当然現状ではガソリン車なわけです。ポリタンクにガソリン積んで持っていけばいいので。実際災害派遣された自衛隊の方々も、車両にガソリンを積んで持って行って給油していました。でも、もし電気自動車だったら…水素自動車だったら…容量がまだまだ少ない蓄電池や水素を運ばなければなりません。災害時のことを考えれば、電気自動車や燃料電池車のみにするのは現状難しいと思います。それこそ容量が大きくて、ガソリンを持っていくのと同じくらいの重さで、充電がしやすい蓄電池があれば最高ですけども…

 

今回の件は、ガソリン車廃止の強いブレーキになったように感じます。一方で、安易に進めてはならない政策だということや、災害時にどうなってしまうのかという現状を見ることが出来たと言えます。CO2排出量が…という問題ももちろん大きいですが、まだまだ要改善な政策だと私は思います。

関越道の件は、非常に大変な事件でしたが…同時に、改めて自衛隊の凄さや、久しぶりに人の温かさを感じるニュースになったと思います。こういう温かさは、是非来年に引き継いで欲しいですね。