【正直車レビュー #9 -1】ホンダ N-BOX(エヌボックス) 軽自動車の代名詞の実力は？

どもども。

久しぶりの正直車レビューになります。今回紹介する車両は、ホンダ N-BOX になります。グレードは下から二番目のLグレードで、レーダークルーズコントロールが付いています。価格は約160万円です。また、今回は運転初心者のパートナーが一緒だったので、運転初心者なりの意見を#9-3でお話したいと思います！今回9-1では内外装をチェックしていきます！

まずはコンセプトです。この車のコンセプトは「日本の家族の幸せのために」ということです。ファミリーカーの新たなスタンダードとすることを目的にしています。広い室内空間や使い勝手というところを意識して作っています。ターゲットは子育て層やヤングファミリーということで、若い人が運転しやすいか、女性が運転しやすいか…つまりは運転初心者であっても運転しやすいかどうかということを話したいと思います。

次に外観ですが、親の顔より見た顔です。公道で走っている軽自動車の多くはこの車であり、非常に人気車両だということが伺えます。私は結構このデザインが好きです。昔ながらの軽自動車は「軽だからこのくらいで良いだろう」というシンプルな外装がほとんどですが、こちらはメッキを大きく走らせたり、箱型ながら正面やリヤに抑揚を持たせたりと工夫がうかがえます。あとはやはり段違いに背が高いですよね。でも不安定に見えないように、メッキを走らせたりすることにより幅広感も訴えています。

次に内装です。内装は基本全てハードプラスチックです。ただ、色んな色のハードプラなのでそこまで安っぽくは見えません。ただ高級にも見えません。高級感を求めたいのであれば、これより上のN-BOXカスタムを選ぶのが良いでしょう。ただ装備は充実しています。収納が多く、レンタカーでいろんなところに物を入れると確実に忘れます。また、下から二番目のモデルながら、USBが二口用意されています。これは良い点ですね。ハンドルは円形で使いやすそうですし質感は悪くないです。中央の肘置きも良い高さにあります。サイドブレーキはフットブレーキです。右下には走行に関するスイッチが集まっている…と思いきやハンドル左奥に急にアイドリングストップの設定スイッチが現れます。普通に座ったら見えない位置ですから、これも右下に集約して欲しいですね。

そして乗り込みは非常にしやすく、頭上空間に十分なスペースもあります。ただ運転前に少し気になるところが…見た目よりフロントガラスが小さいです。これが運転にどう関係するかは運転評価の時にお話します。後席はもう信じられないくらい広いですね。普通のミニバンの2列目より広いです。さらに、拳2.5個分くらい前後幅があり、操作も軽いです。リクライニングもすることが出来てサンシェードは標準装備と、至れり尽くせりです。またホンダのお家芸である座席跳ね上げでベビーカーなどをそのまま載せることも可能でしょう。ただ気になる点は…USBが後席に一口も無いことです。ヤングファミリーがターゲットであれば、後席にお子さんを乗せることが多いと思います。電気機器を使うことも多いでしょうから、USBは欲しかったところです。ただ快適性としてはかなり高い水準ですし、この価格帯であればこれ以上望むのは望み過ぎかなあと思います。

さすが、内装に関しては売れることが分かるものですね。もちろん軽自動車としては昔より高くなっていますが、デザインを考え使い勝手を考え…レベルの高い軽自動車だと思います。明日はN-BOXの運転面について、明後日は運転初心者が運転しやすいかどうかについて、全て総合して評価を出そうと思いますので、是非ブックマーク・読者登録してお待ちください！