塾と学校の関係への疑問
どもども。
皆さんが小中学生の時の塾のイメージはどのような感じでしたか?
私が小学生の時は「塾は物凄くできる子or全くできない子が行く」イメージでした。偏差値が70を超えるような名門校に行くような頭の良い子は遊ぶよりも塾の日の方が多かったイメージがあります。また、勉強になかなかついていけない子は週に1〜2回くらい塾に通ってたかな…と思います。
まさに、学校の補習の役割をしていました。
それが、突然中学生になった途端変わったのです。
私の周りのほぼ全ての人が塾に通い始めました。そこまでなら良かったのですが…高校に入ってから、友達に言っても先生に言っても「え!?塾通ってなかったの!?」と驚かれるようになりました。いや、塾に通っていないことがそんなに不思議なことでしょうか?高校受験に関しては、家でしっかり勉強をし、まあそこそこの高校に入学することが出来ました。それに対し「勉強頑張ったのかあ」で済ませばいいのを、なぜか塾に通っていない「不思議な人」のようにされるのが、今になって不思議だなあと思いました。
そしてその塾の内容も、学校の授業の補填から、学校の内容を先取りし、まるで学校が復習のようになってきているように感じます。そして、塾側の営業としては「塾に入らないと高校、大学に合格出来ないよ?」というような言い回しをしてきます。
私は、このような状況が社会の闇のように感じるのです。そもそも、学校での授業をきちんと理解すれば受験に成功する…というよりそう出来るような学校教育をすべきだと思います。しかし、今の学校教育は塾ありきの授業をしているように感じます。これは、学校側としての問題もありますし、塾側の営業の問題の両方があるのではないのかと思います。
このような状況は、貧困の罠を招く1つの原因になると思っています。本当は公立学校で、お金をかけずに大学受験まで出来るはずなのに、学校教育が塾ありきになることによって、本来必要のない塾のお金が必要となり、それが払えない貧困家庭は大学に通えない…塾と学校の関係が悪い方向へ変化することによって、ここまで問題が出てくるように感じます。
まあ言ったことは大袈裟かもしれませんが、塾の役割というのが変化しつつあると思います。これが良い事なのか果たして悪いことなのか…私は後者のように感じます。
それでは「再见!」