【鉄道レビュー】東海道・山陽新幹線N700S系(グリーン車) 新型車の力はいかに
どもども
私はコロナ禍前からしょっちゅう大阪方面に行っていました。そうすると必ず新幹線に乗るのですが、主力車両がどんどん変わっています。今回は今後主力車両となるN700S系のグリーン車&少しだけ普通車を紹介しようと思います。
N700系と比べて少しだけ正面の顔つきが変わりました。顔つきというか目付きが変わりましたね。また、車内もN700系と比べてかなり変化があるようなので見ていきましょう。
まずは普通車です。パッと見変わっていないように見えますが、座席の青がより鮮やかになり、車内が少々明るくなりました。また、全席にコンセントを完備し、車内の利便性が向上しています。逆に言えばそれ以外の変化が少なく、ほぼデザインも据え置きです。これでもかというほど薄い座席はお決まりですね。これで4時間とかは辛いと思いますよ…
そして今回乗車したグリーン車です。こちらはデザインや座席の形を一新しています。ただ普通車と同じなのは、全体的に車内が明るくなったということです。グリーン車は落ち着いた静かなイメージですが、少し明るくなってもこれはこれでありだなと思わせてくれます。肝心の座席ですが、座席そのものは少し硬くなりました。リラックスして座るというよりはきっちり座るという感じで、グリーン車として落ち着ける空間になっているかと言われれば…ちょっと難しいところではあります。とはいえ悪い訳ではありません。また、座席前後の間隔が少し広がりました。これにより足を結構しっかり伸ばせるので、休息にも寝るのにもちょうど良い空間となっています。また、テーブルが前後に可動するようになり、お弁当が食べやすくなりました。とはいえ座席がもうちょっと柔らかければなあというのが、正直な感想ではあります。
ついでにN700S系独自の設備で言えば、7号車と8号車に新たなWiFi設備が導入された点です。今までの新幹線WiFiは30分で切れてしまったり、速度が遅かったりと少し使い勝手が悪かったものです。しかしこの7号車と8号車には別のルーターが設置されており、この2車両だけは時間無制限で速度が速いWiFiが設置されています。実際私が乗ったのは8号車で、そこそこ快適にYouTubeを見ることが出来ました。
まあしかし新幹線も非常に入れ替わりが激しいですね。少し前まで300系が走っていたのに…まあ新しい車両が出て快適になるのは良いんですけどねー。今後はリニアが中心になりそうですが…どうなることやら