【酒レビュー#7】アサヒビール 「アサヒ生ビール マルエフ」アサヒを救った英雄の味は?
どもども。
今でさえ「アサヒスーパードライ」で一世を風靡したアサヒビールですが、過去にはかなり営業成績が悪かった時代があったようです。そんな中でも何とか売れる製品を発明しようとし、そこで生まれたのが「アサヒ生ビール マルエフ」だそうです。マルエフとは「幸運の不死鳥」というのが由来だそうです。そんな過去に出ていたお酒のレビューを今日はしたいと思います。
まず値段ですが、私は他のビールと同じ値段で買いました。アサヒスーパードライや一番搾り・黒ラベルと同じ値段でした。缶自体にはそれなりに高級感を感じます。よく冷やして飲むわけですが…グラスについだ感じは他のビールと同じです。
さて、飲んでみると…まずアサヒスーパードライとはまるで違うビールだということが分かります。ホームページに書いてあった通り、確かにコクがあるのにキレもあるというのが体現されているなと思います。スーパードライは味が淡白でキレの強いビールであるという印象ですが、マルエフはその対極という感じです。アサヒビールが作っているビールとは正直思えないですね。どちらかと言うと、黒ラベルやエビスビールと言った味が濃いタイプ…しかしアサヒビールならではのキレが無いわけじゃありません。キレも多少ありつつ、コクもしっかりある。これは美味しいなと思いました。今までは黒ラベル一択でしたが、マルエフは同等に美味しいと思います。もちろん好みによりますが…
不況時代を助けたマルエフ。その時代を私は知らないわけですが、アサヒビールの挑戦であったことは間違いないでしょう。これが無ければ大人気のスーパードライが生まれていない…そう考えると、すごい発明だったのだなと思います。