【震災復興】鉄道の役割
どもども。
日本は災害大国です。それこそ2011年3月11日の東日本大震災以降、様々な災害に今までよりも焦点が当てられてきました。
そして、災害があると被災地があり、長い年月と大きな努力により、復興がなされる訳です。
そして、東日本大震災より長い間不通であった区間が、9年の月日をかけてついに復興します。
それが、常磐線の富岡⇔浪江です。
これにより、常磐線は9年ぶりに全線で運行を再開することになります。
さて、ここまでご覧になった皆さん。何を話しているのかさっぱりでしょうし、つまらないと思ったのではないですか?
別に私は、鉄道について詳しい知識をお話したい訳ではありません。その役割のお話をしたいのです。
皆さんは鉄道をどのように捉えていますか?
そして、もし皆さんのよく使う路線が、震災により不通になったらどう思うでしょうか?
車を利用する人も多くいると思いますが、長い移動や、道路状況が良くなければ鉄道を使うでしょう。だからこそ、やはり鉄道は生活の足なのです。
皆さんは、鉄道を使って様々な所に行くと思います。そして、その「様々な所」の中には買い物などの生活に必要な場所もありますが、それ以外にも、楽しむための所も含まれていると思います。
そこに行くために鉄道は必要であり、復興すれば様々な所に行き、様々なことが出来るようになります。このように、鉄道というのは非常に大切なものなのです。
しかし、皆さんは「なんで鉄道が復興しただけでそんなに盛り上がるの?」と感じたことはありませんか?
今皆さんは、当然の如く鉄道を使って目的地に向かっています。そして、目的は鉄道に乗ることではなく、目的地に行くことなのです。目立たない鉄道を、普段通りに使えていれば何も思わないものです。
しかし、それが一転使えないようになれば、改めて鉄道のありがたさが身に染みてくるのだと思います。だからこそ、あの盛り上がりであり、別に鉄道ファンだけが盛り上がっている訳では無いのです。
皆さんも、なかなか実感する機会は無いかもしれませんが、このような節目に一度、鉄道のありがたさというのを感じてみてはいかがでしょうか?
そして、改めて常磐線全線復興おめでとうございます。
それでは「再见!」