子供の貧困はなぜ減らないのか
どもども。
昨日、女性の社会進出についての記事を書きました。一応私は経済学部なので、お金系の話を多くしました。そして、何人かの方から大変貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます!
さて、今日は子供の貧困の話。
そもそも子供の貧困とは何か?
ある一定水準の給与を下回っている家族にいる子供が、貧困の状態に陥っている。と言えばよいでしょうか。
ちなみに、これは海外のみならず、日本でも起こっていることです。いつまで経っても、高等教育を金銭的事情で受けることが出来ない人が多くいます。しかも、その人数はなかなか減っていないのが現状です。
では、なぜ貧困の子供は減らないのか…
それは、貧困のループに陥っているからです。自分の親が低所得であり、その中で育てられた子供は高等教育を受けることが出来ず、低賃金の会社で働かなければならない。結果、その人の子供も貧困になってしまう…という負のループです。
このループ、なんとか止められないのか…と思うのですが、なかなか簡単なものではなさそうです。
国からの支援金をすれば、解決が望まれるか。もちろん、ある一定数は、その支援金を使って高等教育へ行くと思います。
でも、高等教育を受けたことがない親の中には、「大学に行かなくても立派に仕事が出来る」という人がいると思います。もちろん、高卒で働くことが悪いと言っている訳ではありません。自ら望んで行っている人もいます。
でも、それが望んだものでなかったら…ただ働くだけで、収入が良いものでもなければ、自分が楽しい仕事でもなかったら…答えは目に見えていることだと思います。
そして、そうやって働いてきた人が親になった時、また子供に同じように言うのだと思います。親の背中を見て育つ人が多いのは事実なのですから。
だからこそ、最初に話した「国からの支援金」だけでは解決しないのだろうと思います。
最後に
じゃあどのようにすれば良いのか、とおっしゃる方が多いかと思います。
正直、完璧な対策法は私にも分かりません。貧困の人たちだけを助ければ、日本がいい国になるとは思いません。だからあまり無理な提案はしたくないのです。
でも、一つだけ個人的にやれば良いのではないかなと思うことがあります。それは、根本的な考え方を変えるセミナーなどを開催することだと思います。
私はやはり、お金だけの問題ではなく、人の心や価値観が関係していると思います。それこそ、正しい知識を渡すことにより、自分で最善策を選び、より幸せになるのではないかなと思います。
そろそろ仕事始め、学業始めですね…また次のお休みまでコツコツ頑張っていきましょう。ちなみに今年の私のおみくじは末吉でした。なんとも言えません()
それでは「再见!」