本社はなんで現場のことをわかってくれないのか?
どもども。
よく、「本部は何でこんなことさせるんだ!」とか「本社が腐ってるからこの会社はダメなんだ!」っていう言葉を聞きます。ブラック企業、なんて言葉が出来てからはなおさらに聞くように感じます。
ついこの前、大戸屋がガイアの夜明けという政治・経済番組に出て、話題になりましたよね?体質がブラックすぎて炎上し、公式Twitterで謝罪まで…ということで、今日はそんな本部と現場の乖離を、「学校生活」に例えて、私の経験を踏まえつつお話しようと思います。
私の通っていた高校では文化祭があり、その中の様々な決定権は、先生→生徒会関係→クラスの順だったように思います。
さて、文化祭予算を決めるのは先生と生徒会関係の部署になるわけです。これが会社で言う本部に当たると。それで、その予算とかを使うのがクラス。現場に当たると思います。
高校の文化祭なので、ほとんどが自主的に活動になり、各々違う仕事がたくさんあります。ようするに両方忙しいってわけです。
そして、お互い自分が所属している所には違う部署の人は忙しくて来られない。すなわち、お互いのことを知らないと「あいつら暇そうじゃん、楽そうじゃん」って考えに行き着くわけです。
そう、お互いに自分の知らないところには忙しくて行けないので、お互いの状況をよく知らないわけです。そして、お互いに無理難題をぶつけ合う…という形になってしまう。
最初に大戸屋の話を出しましたけど、別に大戸屋の話に限らないと思います。
私はいつも話してますが塾講師です。当然こちらが現場、本社が本部に当たるわけです。でも、お互いに何をどうやっているかはよく分かっていない。
だって、社長は営業もしなければ最近はどうやって授業をしているかも知らないでしょう。
現場のこちらとしては、会社予算や、本部の日程の話なんて知ったこっちゃないってくらいに忙しい。
こうやって乖離が生まれるわけです。
きっと大戸屋の社長は、いわゆる世間の生活だとか店長の辛さを知らないし、知ることが出来ないくらい忙しいのかもしれません。
でも、いつまでもそうやって言っていれば、きっと社員がついて行かなくなると思います。
少し前のテレビ番組で、カブスのCEOが現場に新人として潜入して、どのように仕事をしているかを体験するという番組がありました。そういうことを日本もすればいいのに…と思った次第です。
ちなみに、この話をしようと思った理由はやっぱり塾です。塾ではこの時期にキャンペーンをやっている所が多いですよね?でも、キャンペーンは現場にとっては害悪なんだなと気付かされたわけです。消費者(塾に入れる親)にとっては分かりにくくて仕方ないですからね。
明日の記事で50記事目になります!
追記:これで50記事目だった事実
それではー「再见!」