コロナへの日本の対応は政治家の「怠慢」か?
どもども。
「政府は対応が遅すぎる!」「遅さは政治家の怠慢だ!」「日本の対策は甘すぎる!」
といった様々な意見が飛び交っている今の日本です。
東京では60人以上、千葉でも60人近くが新型コロナウイルスに感染したとニュースがありました。
では、日本の対応は非常に遅かったのでしょうか?本当に政府だけの責任でしょうか?
そのような話をしたいと思います。
外出禁止をヨーロッパ諸国が宣言した時の感染者数を皆さんはご存知でしょうか?
それは、各国感染者数が5000人を超えた時です。
既に国内感染が大きく進み、医療崩壊が起きるところで宣言を行ったわけです。みなさんも今のヨーロッパ諸国を見ればお分かりだと思いますが、これは遅すぎます。
日本はどうでしょうか?
確かにヨーロッパ諸国のような禁止令は出されていません。ですが、ヨーロッパ諸国のような感染拡大になる前に段階を踏んで対策をし、水際で止めるように対策をしています。さらに、死者が増えず、最終的には集団免疫を獲得する方向へと動いているのではないかと思います。感染者数がヨーロッパ諸国のような状況になることを予想し、国民をパニックに陥れさせないようにする政策が本当に「怠慢」でしょうか?私は必ずしもそうとは考えません。
むしろ怠慢なのは国民ではないだろうかと思います。いつまでも対岸の火事だと考え人の密集する所へ外出する。対応が最も遅れているのは国民だと思います。「自粛」という言葉ではあるけれど、ここで一人一人が「自粛=禁止」くらいの意識を持てば一ヶ月後には普通の生活に戻るかもしれない。そうならなくとも外出しないよりかは良い結果になる。その事が分からないのでしょうか?
命より桜が大事なのか?
勉強が大事なのか?
仕事が大事なのか?
当然ここの意識付けには政府の政策の穴もあるでしょう。ですが、それよりも国民一人一人が「死ぬかもしれない」と思って行動すること。これが重要なのではないかと私は思います。
政府を批判し行動しない人のなんと愚かなことか。
とも心底思いました。
山中伸弥先生は
「桜は来年もやってくる。だが、命を落とせば来年桜はやってこない」
とおっしゃいました。
Twitterで私がすごく共感したのは
「何もしないが世界を救う」
という言葉です。
どちらも今の状況を表す言葉だなと思います。皆さんが、そして私がどのような行動をとるかによってこれからの状況が変わるのではないでしょうか?
それでは「再见!」