内部告発・国際団体脱退… ロシアはどこへ向かうのか？

どもども

徐々に徐々に過激さを増しているロシア…しかし、見ていると明らかに焦っているように見えます。国営放送がアノニマスによって一時ジャックされたり、そうでなくても国民が国営放送で戦争反対を謳い、逮捕しなければならない状況。果たしてロシアはどこへ向かうのでしょうか？

ここまでやってきたロシアの過激さがどんなものだったか…振り返ってみると、民間人の無差別殺傷・ロシア国内における戦争反対者逮捕・言論統制など様々です。そして特に驚いたのが今日のニュース。欧州評議会の脱退です。欧州評議会では、ロシアのウクライナ侵攻による脱退勧告決議が行われている最中で、時間はかかるにしろ恐らく脱退となっていたことでしょう。

さて、この状況には見覚えがありませんか？他国の反対を押し切るような形で他国を自らの領土として軍隊を派遣、それに反対するような国際団体を脱退する。そう、満州事変によって満州国の建国を勝手に宣言し、リットン調査団の調査を不服として国際連盟を脱退した大日本帝国です。この構図とそっくりなんですね。この後の大日本帝国については皆さんご存知の通り、アメリカ合衆国など連合国軍に敗戦するという結果になりました。

個人的には、ロシアはこの破滅の道へと進んでいっていると考えています。当時の大日本帝国と同じく、他国からの経済的制裁や輸出入の停止もそっくりだからです。ただ、当時と大きく違う点が2つあります。ロシアは広大な国土を持ち、資源が豊富であるということ。そして、核兵器を持っていることです。つまり、戦おうと思えばいつまでも戦い続けられるし、核をチラつかせて自分たちの思い通りにさせられる可能性もあるということです。しかし逆に、大日本帝国ほど統率性が無くSNSが非常に発展しているということも当時と大きく違う点です。

私個人としては、プーチン氏が何らかの形で死亡する。暗殺されるなどの行為が行われない限り、戦い続けられると思います。まず早く収束することを願っていますし、何より日本にその戦火が来ないことを祈っています。