しがない大学生の万人のためにならない日記

《基本毎日更新》バイト先の先輩に真似て始めたしがない大学生によるしがない日記。気になったこととか今までの経験とか気になることとかの雑多ブログ。チャラくない大学生活がどんなものかとか気になる人にオススメ。 お問い合わせはパソコンの方は横、スマートフォンの方は記事下のプロフィールよりフォームにお願いします。

「一億総株主時代」という政策について

どもども

皆さんは投資ってやったことありますか?株式・投資信託J-REITなど…現在では様々な資産運用や投資が簡単に行える時代です。しかし、それでも日本の投資比率というのは高くなく…政府としてもそれを問題視しての「一億総株主時代」という話を出してきたのだと思います。

 

まあ確かに、諸外国よりも投資に消極的な状況はあまり良いとは言えません。企業や個人の活動を促進していくのが投資の役割ですし、企業が企業へ投資をしていることも多くあります。だからこそ国民全体にも投資を促していく、そして国民の資産形成も図ろうというのがこの政策の意味でしょう。政策自体は別に悪くないと思いますし、投資を意識することは私も大事だと感じています。しかし、これを進めていくにはかなりのハードルがあると私は感じています。

まず、現状の投資以外給与が低いことです。まあいわゆるサラリーマンの給与が低いってことですね。でも、もちろん沢山貰ってる人もいます。平均自体も低いものではないんじゃないかなぁと個人的には思っています。とはいえ、平均に満たない人が多すぎるというのが日本の現状であり、その人達に「お前らの給与の一部を投資に回せよ。もちろん元金は保証されないけどな」と言ったところで意味がありません。そもそも投資は余裕資金を使うものですから、生活費を突っ込むものではありません。少なくとも「自分に向いてることで努力して結果を出せば給与に反映される」という社会づくりをさらに行っていくべきだと思います。あとは、日本人の投資知識が少ないということです。金融経済系の勉強なんて、今大学4年の私ですら無かったわけです。そんな人達が正しい知識を持たずに投資をしたらどうなるか…まああっという間に損しますし下手したら詐欺にあいます。そうなると「やっぱり投資は恐ろしい!!」みたいなイメージが更に付いて、一億総株主時代という政策が逆効果になると思います。だからこそ、投資系の勉強が出来る場をさらに拡充していくべきだと思っています。とはいえ、これは改善され始めていると思います。金融庁は高校生向けの金融学習に力を入れ始めています。正しい知識を持つ人が増えて、政策の手助けになっていくと感じています。

 

まあ投資って、あんまり簡単に人に勧めるものではないと思っています。政府が政策として勧めるのは良いと思いますが、現状で友達とかに勧めると、その意思がなくても「こいつ詐欺かも…?」と思われますからね。むしろやろうとしてる人に注意するくらいの気持ちが必要なのかもなあと思っています。