しがない大学生の万人のためにならない日記

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吉野家常務の不適切発言について考えること

どもども

また久々に過激な内容がネット上、そしてテレビを駆け巡りました。それが、吉野家の常務である伊東正明氏による、早稲田大学で行われた有料のビジネス講義で「生娘シャブ漬け戦略」という不適切発言をしたというニュースです。

 

まあこのニュース、詳しく言えば長くなるのでよくまとまっているニュース記事を見るのが良いと思いますが…要約すれば「田舎から出てきた生娘が男に高い飯を奢られる前にヤク中の如く牛丼中毒にしてやろう」というマーケティング戦略だそうです。

まあ、このニュースが飛び込んで来た時に「???」というのが私の頭の中で浮かびました。そりゃそうでしょ!信じられない言葉の羅列ですからね…まあもちろん、性的な差別要素や薬物中毒を軽く見たような発言というのが問題視されています。また、有料のマーケティング講座で、大会社の企画本部長が出す発言とは思えないわけです。しかし、ここにはまだまだ様々な問題をはらんでいると私は思います。

やはり、この問題が出てから1番困るのって普通に働いている労働者なわけです。必ずどの会社にも、大真面目に働いて、自社商品に自信を持っている人が必ずいるのです。そうじゃなくても例えば店舗で働いているのは学生やフリーター、主婦のパート・アルバイトなわけです。今も既にいるとは思いますが、そのように誇りを持って働いている人の前で「シャブ漬け丼食べよー」とか「シャブ漬け丼うめえ〜」とか言って吉野家で牛丼を食べる人が出てくるわけです。まあ、かなりの精神的苦痛になると思うんですよね…本人は軽く発言したのでしょうけど、たった1人の品位の無い発言によって苦しむ人が沢山いることは事実だと思います。

 

ノーブレス・オブリージュ」という言葉があります。社会的地位のある人は、それに見合った発言や行動をしなければならないという言葉です。今回の伊東氏による発言は、全くこの言葉に則っていない発言ですし、実際会社でもそのように考えられたからこそ解任されたのだと思います。会社としても足枷になるでしょうからね… とりあえず、今回の1件で働いている人への被害が最低限になることを祈ります。