トヨタの五輪関連CM非放映について考えること

どもども。

日本の大手自動車メーカーであるトヨタ自動車が、オリンピック関連のCMを放映しないことを決定しました。トヨタはオリンピックのスポンサー最大手…関係者の送迎に関しても全てがトヨタ車であり、そんな会社がCMを流さないというのは大きな影響があるかと思います。今日はこれについて私の考えをお話します。

このニュースを見た私の最初の感想は「さすがトヨタだなあ」です。これは別に放映しないことが偉いとかではありません。トヨタはやはり今までも販売力や信用力、ブランドで売ってきた会社です。車そのものはちょっと…という車種も多いですが、その営業力には目を見張るものがあります。そしてトヨタはまさにその営業力を最高水準で保つための賢明な判断をした、ということで「凄いなあ」と感じたのです。やはり今の情勢ではオリンピックを良く思わない人も多いです。そんな人達の気持ちを逆撫でするようなCMを流せば、多少なりともトヨタの会社イメージが悪くなって、販売にも影響が出ていたかと思います。しかし、トヨタはそれを上手く避けたなと思います。

しかし、トヨタがCM非放映になったことにより、他企業の動向も気になります。「トヨタは辞めたのにここはやるんだ」というような意見も今後出てくるでしょう。今後かなり慎重になる企業もあるのではないかと思います。今更スポンサーを降りる企業はいないと思いますが、CMに関してはどうでしょう。やはり目につきやすいものですからね…

でもまあ、正直今回の件はまさに「オリンピックに対する一部の民意」を反映させたものだと思います。手放しでオリンピックを楽しめない状況…そんな中でどのようなオリンピックが行われるのか、非常に気になるところです。