しがない大学生の万人のためにならない日記

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東京オリンピックへのスポーツドクター派遣について考えること

どもども。

やるともやらないとも決まっていないオリンピックですが、最近また動きがありました。それが東京オリンピックへのスポーツドクター派遣についての話です。今日はこれについてお話します。

 

そもそもスポーツドクターは、医療関係者(医師など)の中で講習を受けた人が出来るものです。なので、実質的には医師の派遣になるわけです。また「派遣」と書いてありますが、実際にはこれ「ボランティア」なんですよね。ということは、当然報酬は出ないですし、さらに交通費も出ないということなんです。

私はこれについて非常に疑問に思いました。実際我々のような一般人がボランティアをするのであれば、意見は様々あるとはいえ素人がやるんだから無償で構わないでしょう。無償であること以上の価値が(少なくとも応募時は)ありました。しかし、スポーツドクターというのは誰でも出来る仕事ではありません。専門技術・知識を要します。コロナ禍である・ない関わらず、そのような専門家をタダで使うというのはちょっと良くないんじゃないかなと思います。

それに加えて更に今はコロナ禍真っ只中です。通常の医師をここに割くことになれば、ただでさえ足りていないマンパワーは更に足りなくなります。政府が「お願い」だけしても人出なんて減らない訳ですから、オリンピックの時なんてもっと人出が増えて感染者が増えるでしょう。そうなった時誰が診察を行うんでしょうか?仮にコロナがその時収まっていたとしても、コロナの影響を受けて病院の経営は火の車です。タダ働きさせられる東京オリンピックのスポーツドクターと、経営を少しでも健全化しようと病院に残って勤務をするのと…どちらが建設的かは明らかだと思います。

 

東京オリンピックについてはどんどん無理が生じていると思います。コロナ前からの新国立競技場、選手村、そしてコロナ関連…スポーツドクターについて無理な条件を出しておいて、果たして東京オリンピックが出来るのでしょうか?