日本で選挙の投票を義務にすべきか？

どもども。

皆さんは選挙に行っているでしょうか？私は選挙権を持った年からかかさず投票に行っています。ただ、日本の投票率というのはあまりにも低いものです。昔はそれなりに高かったようですが、私が生きてきた20年間では1度も50%を超えたのを見た事がありません。ということで今日はそんな投票を義務にする制度である「義務投票制」を日本に導入すべきかということをお話します。

義務投票制というのは別に珍しいものではなく、意外と多くの国で行われています。私も調べてみて驚きました。もちろんグローバルスタンダードという訳ではありませんが、調べた限り10カ国以上で取り入れられています。罰則も決められており、罰金から入獄までと様々です。場所によっては選挙権を取り上げる国もあります。

さて、日本で取り入れるか否かという話ですが…私は取り入れることには反対です。確かに選挙権を持つ人が全員投票すれば、国民全員の意見を正しく反映している…ように見えるのですが、私はそうではないと考えています。強制するということは「全く政治にも興味無いし適当に入れよう」という人が増えます。そうすると、どう見ても政策がちゃんとしていない(私はイロモノ候補と呼んでいますが)人が当選する可能性が高まります。「それでも反映させているんだから良い」と言う人もいますが、私は反対です。そんなことをしても日本のためにはならないわけです。

じゃあ投票率を上げるための教育を施す必要が無いのかというとそういう訳ではありません。正しい知識を持って、興味を持つ人が増えて投票率が上がるのならそれはとても良いと思います。私が必要だと思うのは、投票そのものを義務にするのではなく、義務だと考える人が増えるくらい教育を充実させるべきだと思います。

実はこのネタ私が考えた訳ではなく、所属ゼミで出てきたディベートお題なんですけど…個人的に気になったので書きました(笑) 私自身元からこういう話が好きなのでね。