とめ、はね、はらいで1年生に0点は厳しすぎるか?
どもども。
今日トレンドに乗ってるもので気になったのがあったので記事にしたいと思います。それが、小学生に対する厳しい漢字の採点です。私は塾で中学生に国語を教えており、漢字の採点もやります。その経験も踏まえた上で自分の考えをお話したいと思います。
今回問題になったのは、厳しい「とめ、はね、はらい」の採点によって、小学校1年生のテストが0点になってしまったということで…個人的にはさすがに全てバツにして0点にするのは厳しすぎるなあと思いました。
国語を教えてる身として「とめ、はね、はらいなんてどうでもいいよ!」なんてことは言えないんですけど…でも、全てバツにする気は特にありません。いや、もちろんあまりにも酷い場合はバツにしますし、形がおかしかったりしてたらそのテストにコメントはします。でも、その程度かなあと。だって形としては正しく書けてるわけですし…
小学生というと、字が上手くなったり正しく書いたりするのに大事な時期なのは分かります。でも、全てバツにするというのは、字を上手く書くとかそういう問題とかじゃなくて、自己肯定感を下げたりとか、そもそも大半が合ってるのに「0点」という点数を付けられてショックを受ける問題があります。
「正しさ」というのは勉強において何より重要です。ただ、それを小学生に求めるというのはあまりにリスクが高すぎる。勉強よりも重要なものを失わせるという可能性が高いです。私はあまりに厳しすぎるかと思います。