しがない大学生の万人のためにならない日記

《基本毎日更新》バイト先の先輩に真似て始めたしがない大学生によるしがない日記。気になったこととか今までの経験とか気になることとかの雑多ブログ。チャラくない大学生活がどんなものかとか気になる人にオススメ。 お問い合わせはパソコンの方は横、スマートフォンの方は記事下のプロフィールよりフォームにお願いします。

「#教師のバトン」は繋げられるのか?

どもども。

私も今日知ったのですが、今文科省が主催となり「#教師のバトン」という企画を行っています。これは、教員志望の学生が大きく減っており、少しでも増やそうと、現役教員から「教員のやりがい」を学生に知ってもらおうという企画です。しかし現実はひたすら愚痴の嵐です。今Twitterで「#教師のバトン」と調べるとそのほとんどは厳しい現実を愚痴ったものばかり…本当に「#教師のバトン」は繋げられるのでしょうか?

 

そもそも教員という仕事にやりがいがあるのか?ということですが…私は学校教員では無いので分かりませんが、同じような仕事として塾講師をバイトとして行っています。その経験から話すと、先生という仕事はやりがいだらけです。言わされてるとかじゃなくて本当にそう思います。普段の授業での生徒の変化、努力して成績が上がった時の嬉しさ…学校教員と違って学習関連でしかやりがいは感じられませんが、それでも十分です。

ただ、絶対に給料には見合いません。塾講師をやっていても思いますし、私が中学・高校生だった時の先生達を見ていてもそう思いました。特に学校教員への待遇は酷いものです。塾講師はまだ教室内で勤務した分は実働分のお金が払われますが、公立教員にそれはありません。公立教員は本当に少ない「みなし残業代」と「休日の部活手当」が支給されるのみです。後者に関しては、一日練のような長い練習であっても数千円だという話を現役の教員から聞きました。さらにそれに加えて、担当クラスの生徒の問題や、教員間の人間関係など、考えなければならない部分も非常に多いです。これほどにも酷い環境の仕事は無いと思います。

この状況を考えると「#教師のバトン」は絶対に繋がりません。いくらやりがいがあっても、そのやりがいを搾取されているこの状況では、今回のような状況になることは間違いありません。学生にそのバトンを繋ぐ前に、業務環境の改善を行うための目安箱を設置するとかが先でしょう。今引き継げるバトンは「#教師の辛い部分押し付けバトン」だけでしょう。

 

先生をやることは楽しいです。でも、その裏にあるブラックな部分が多すぎるのは、今すぐに改善すべき問題です。どんな仕事にもブラックな部分はあると思いますが先生にはそれが多すぎます。ある程度の改善が見られるまで、今は「#教師のバトン」は中止すべきだと思います。そして、今投稿されている内容を改善することが最優先だと思います。