【Gotoより重要かつ有効】都道府県内の旅行支援について

どもども。

Gotoキャンペーンがまだ当分出来そうにありませんが、国交省は新たに「同一都道府県内での旅行に対する支援」を行うことを発表しました。今日はこれについてお話します。

この都道府県内の旅行に対する支援は、今までのGotoキャンペーンより支援される金額は少なくなっています。まあ今の財政を考えたら仕方ないのかなという気もします。ただ、そんな少なめの金額だとしてもこの政策は非常に良いと私は思います。

やはりGotoトラベルキャンペーンの問題点は、全国が対象であるため、感染拡大を引き起こす原因となりうること、そして感染拡大が起こるとどうしても中止に追い込まれてしまうことです。感染拡大については「移動」に限れば問題無いと思うのですが、やはり大きなのは後者です。今回も長い間Gotoトラベルが中止になり、旅行業界は大打撃です。Gotoトラベルだけの大きな政策になると、機動的に再開と中止を判断することが出来ないというのも悪い意味での特徴ですよね。

それに比べて同一の都道府県内のみであれば、大きな移動は伴いませんし、その都道府県の感染状況や感染経路を見て機動的に判断を行うことが出来るはずです(まあこの政策を国主導でやると不可能ですが…)。ただ、この政策の問題は、人口が多い都道府県と少ない都道府県で、旅行者数にかなりの差が出るということです。今の状況ではやはり不公平感は否めないのではないかなとも思います。

私も「チバタビ」として、居住している千葉県内の魅力を多く伝えるようにしています。読んでくださっている方はお分かりかと思いますが「何も無い」と言われている千葉県でさえ、少なくとも1年間は県内で楽しめるのです。それを考えたら、今回の政策はGotoトラベルに負けず劣らず旅行業界を助けるのではないかと思います。