公務員は給料を貰いすぎているのか?
どもども。
今日ちょっと話題になっていたニュースは、公務員のボーナスの引き下げを人事院が内閣に勧告した…まあつまり公務員のボーナスが下がるというニュースです。話題になっていた理由は、この下げ幅が0.05ヶ月分であり、小さすぎないか?ということです。「公務員は給料泥棒だ!」というのはよく聞くことですが、実際公務員の給料は多いのか?今日はそんな話です。
あまり平均給与で見ることは良くないのですが、分かりやすいのでこれで見ることにします。国家公務員の平均給与は月41万7000円であり、地方公務員は37万4100円だそうです。ちなみにサラリーマン全体の平均は35万円だそうで、確かに公務員は給与を多く貰っていると言うことが出来るでしょう。
しかし、絶対的に給与が多いとか少ないとかはどうでもいいのです。問題は仕事量的にその給与が多いのか?ということです。
実際の仕事風景を見たことがあるのは、それこそ市役所に行った時だけですが…別に暇そうにしている訳でもないですし、普通に忙しそうでしたね。でもそれはサラリーマンも同じでしょうから、なんとも言えませんね。
あとよく言われるのが「公務員って定時で帰れるからいいよな」ってことかと思います。しかし、ちょっとスマホで調べれば、残業があることがすぐに分かります。特に国家公務員であるいわゆる「官僚」と呼ばれる職については異常な激務だと言われています。実際河野大臣が公務員の働き方改革にも着手しているようですし…
まあここまでであれば、サラリーマンと同じような感じだと思います。ということで別に貰いすぎだということはないと思います。国家公務員はサラリーマンの給与平均よりもかなり高いですが、その分激務な訳ですし、そもそも物凄く頭の良い、努力した人しか入れないのですから当然だと思います。
もう一つの問題は今回のボーナスの件ですが…新型コロナウイルスで、民間企業も給与が減っているんだから減らせ、という意見があるそうです。でも、コロナウイルスが広まることにより公務員の方の仕事量は増えていると思います。特に保健所の方は、電話を受けたり検査結果を取りに行ったり公表したり…そうやって国民のために働いてくださっているわけで、民間企業とは訳が違うわけです。ですから、ボーナスを無理に減らす必要はないのではないか?というのが私の考えです。
まあ色々意見があるのは納得です。でも一方的に公務員の方を責め立てるなら、自分も公務員になればよかったのにと思います。なれなかった僻みなのかもしれませんが。