正規・非正規の働き方と賃金について
どもども。
今日とある最高裁の判決が大きなニュースになりました。それは、非正規雇用(アルバイトやパートなど)への賞与無しは違法ではないか?という裁判の判決です。結果は訴えられた会社側の勝訴ということになりました。今日は正規・非正規の働き方などについてお話します。
さて、私は今回の判決には賛成の立場です。ただ、あくまでも今回の場合のみであり、非正規雇用者が同等の通常賃金を受けることには賛成しています。
じゃあ、なんで非正規雇用の賞与は無しで良いと思うのか?それは、責任が正規と非正規ではまるで違うからです。確かに正規と非正規は同じような勤務内容かもしれません。しかし、最終的な責任は結局正規社員が取るのです。そのように大きな責任を負う人にのみ賞与を与えるというのは正しいことだと思います。
しかし、今回の判決が適用されるのは、責任を負うのがしっかり正社員であるということが前提です。前から、仕事のミスを大学生アルバイトに取らせるというようなバイトでのトラブルが相次いでいます。もし仮にそのようなことをするのであれば、非正規雇用も正社員と同じように(もしくはそれ以上に?)責任を負っているということになりますので、賞与が必要になると思います。
私は、仕事内容や質=基本給、責任=賞与が基本だと思っています。塾講師としてアルバイトしても、単発バイトで物流センターに行ったとしても、社員が賞与を貰っていることに関して文句を言おうとは思いません。
今日のニュースでもやっていましたが、最高裁はあくまで今回の場合に対する判決だとの事です。状況が変わってくれば当然判決も変わってくるのだと思います。