「反日」って結局誰のこと？

どもども。

「反日」略さず言うと「反日本」でしょうか？日本に対して敵意などを持っている人のことを指します。当然反日の人がいることは当たり前ですが、実害を与える人達もいます。そのような人達は我が国の将来を考える上で危険な存在です。日本にも反日と呼ばれる人がいます。特にネット上では、右寄り(主に自民党支持)と左寄り(主に野党支持)の間でお互いに反日だと言い合うことが多々見られます。本当に反日なのはどちらでしょうか？

私の見解では、どちらも反日ではありません。ネット上ではよく「野党は中韓と仲良い連中ばかりだ！政策も中韓寄りの政策だこの反日め！」みたいなのとか「自民党は各企業と手を組んで、国民より自分達の利益を優先して国家を崩そうとしている！」とかいうのをよく見ます。(まあここまで口は悪くないかもですが)

でも、もしこの2つの考えを持つ人、両方共日本を良くするために言ってるならどうでしょう？もちろん各々で考え方は違いますから、その意見が対立することは多々あります。だからと言って、相手に対して「反日だ！」というのは如何なものかと思います。

では、本当に反日なのは誰か？

おそらく自覚が無い人も多いと思いますが、さっき言ったお互いの意見を罵る人達です。これは、仮に日本のことを沢山思っていてもです。

なぜ私はこの人たちを反日だと思うのか？

それは、政治について考える意欲を無くす人達だからです。今、多くの若者がSNSを利用します。最初は自分が有権者になったことで政治に関心を持ち、考えを深める人もいるでしょう。そんな意欲的な考えの中で、大の大人がお互いを罵りあってたらどう思うでしょうか？私だったら「うわ、政治のこと言ったらこんな風に言われるんだ…そんな界隈と一緒にされたくないな」と思うでしょうね。まあ見ただけでこうなる人もいるでしょうし、SNSに考えを上げた瞬間叩かれればより意欲が落ちるでしょう。当然若者の投票率は落ち、日本の将来も何もないでしょう。しかし、そうやって叩いてる人には、自分が日本の将来をダメにしている愚かな人間だということに気づいていません。だって、自分はいい事をしていると勘違いしている訳ですから。

考えとして心の中に留めておくのはいいと思います。だってそれは各々の考え方なんですから。でも、その思いを言葉にして誰かに投げかけたら、日本の将来がどうなるか？目先のことだけではなく、遠くまで見通せる人こそ「親日」なのではないでしょうか？

それではー「再见！」