学費について~授業前に分かったこと~
どもども。
そろそろ大学の授業が始まる頃でしょうか?それとも始まっているでしょうか?まあどちらにしろ、まだ本格的に始まっていないところがほとんどだと思います。私もまだWeb授業は開始していないのですが…それでも色々わかったことがあります。今日はそれをお話します。
私は比較的、学費返還運動に賛成する立場を取ってきました。ただ、「授業始まってみないと分からない」「大学側もまだまだ忙しい」「そんな早くは決まらないでしょ」というような意見も多く、少し思いとどまっていました。
ですが、また1つ問題があるなと感じたわけです。ただ、これは大学によって状況が違うと思いますので、あくまで参考程度に…
さて、授業前にわかった問題は2つあります。
1つ目は「消耗品の存在」です。
大学に、授業によりますが、「講義資料を印刷して下さい」という授業があります。その際に、印刷費というのが必要です。「微々たる物じゃん」と思うかもしれませんが、大学によっては学生が無料で使用できるコピー機があり、今はそれが使えません。それらの分の学費を払っているにも関わらず、更に追加してそれらの費用を支払わないといけません。もちろん、コンビニ印刷する人も同じです。
多くの人が消耗品とは思っていませんが、パソコンのHDDだって消耗品です。映像授業でなければパソコンを酷使する訳ではなかったし、大学側が貸し出しているパソコンを使用することだって出来ました。しかしそれが出来ない。この使用費だって大学に学費として払っているわけです。
こんな風に、授業開始前までに既に「消耗品」という問題が浮き彫りになってきました。
2つ目は「収入による差」です。
大学によっては「家庭の収入が一定基準以下」もしくは「〇〇が無い人だけ補償」という制度にしています。ですが、私はこれに疑問を感じます。理由は単純で、「なぜ同じ学費を払っているのに、収入が高いだけで補償が受けられないのか」ということです。国の補償などなら収入による差は分かります。それが元からの国の制度ですから。しかし、大学の授業や設備を(言い方は悪いですが)「商品」として売っているわけです。同じ商品を買っているのに「あなたは収入が少ないから特別に2つあげるね!」って堂々と公の場で言われている気分です。不公平感は否めないなと感じます。
勘違いしていただきたくないのは「今すぐやれ!」とは言っていません。学習が受けられないような体制は今すぐ是正すべきですが、そうじゃなければあとでもいいです。ただ、「今後他の補償もしっかり考えています」くらいの発表が無いと、「え、同じ学費払ってるのに収入低い人しか補償しないの…?」と思ってしまいます。
私もWeb授業が始まりますが、問題点だけではなく、良い点やおすすめの受け方なども紹介したいと思います!
それではー「再见!」