「で、証拠は?」
どもども。
「ソースを持ってこい!」「証拠はありますか?」「いや根拠無いから意味なくて草」
みたいなの色んなところで見ませんか?今回のコロナに限らず、人工地震、陰謀論など…様々な意見がSNSで飛び交う中でよく見られる言葉です。皆さんの日常生活でも「証拠」を求めること、求められること多くあるかと思います。だって子供の喧嘩でもそういうことあるんですから…
さて、今日はそんな「証拠」についてお話したいと思います。
ある殺人事件があったとしましょう。犯人と思われているAがいるとします。
Aがやったという証拠(殺している動画、武器についている指紋等)があれば、Aが殺人したとすぐ分かります。
では逆に、Aがやっていないという証拠を見つけるにはどうしたら良いでしょうか?それは、殺人以外のことをやっていた、ということを証拠にするわけです。例えば買い物にいってたとか、風呂入ってたとか…そうやって証拠を作るわけです。
この2つで何が言いたかったかというと、「証拠」は「〇〇をやった」ということがほとんどなのです。逆に「〇〇してないです」という証拠を見つけるのは至難の業でしょう。
これが、現状としてどのような問題になっているのか?
それが隠蔽論です。
新型コロナウイルスで、PCR検査が少ないことは皆さんご存知でしょう。検査技師が少ない等の理由が主に挙げられていますが「都や国が感染者を隠蔽している!」という話が沢山あります。しかし、先程も言いましたがやっていない証拠を出すのは非常に難しいのです。恐らく隠蔽論を言っている人に対して「こんな状況だから少ないんです!」とか「こんな風に検査してるんです!」って言っても「いや、裏では…」と言われてしまいます。
では、隠蔽論を言っている方々…
「で、(隠蔽している)証拠は?」
それでは「再见!」