【無能な議員達!?】国会議員の人数&歳費が減ったらどうなるか(前編)
どもども。
今日もコロナ関連…というか政治全般のお話です。
今日の安倍総理の会見前後で「#俺たち自粛お前は辞職」というのが日本のトレンドになっていました。その中には「国会議員減らせ!」とか「歳費減らせ!」という意見も飛び交っていました。確かにこれらが減れば、歳費としての支出が減り、それ以外のものへ予算が回ることでしょう。ですが、実際それ以外に起こることって考えたことありますか?
今日はその中でも国会議員の減少についてお話します。
① 国会議員が減ると…?
国会議員は小選挙区制と比例代表制という2つの制度から選ばれています。どちらも我々国民が投票し、そこで国会議員を選んでいるわけです。ですから、国会議員は国民の総意で選ばれています。ですが、小選挙区制は選挙区ごとに1人しか選ばれない…当然、当選した人以外に投票していた人も数多くいます。その人達の票を俗に死に票と言うわけですが、この死に票が少なければ少ないほど、皆の考えが一致していると言えるわけです。逆に言うと、死に票が多いほど、意見が反映されている人が少ないということです。
さて、では実際に議員数を減らしてみましょう。ある県での選挙を想定します。今の日本ではありえないですが、投票率100%という設定にします。(ありえないことが問題ですが…)
この図は、A県1区とA県2区が合併されたという設定です。最初、1区と2区それぞれで、自民党と立憲民主党それぞれ1人ずつ選ばれていました そして、両区で出た死に票は計4万票でした。
それが議員減少でどうなったでしょうか…
まず、選ばれた人は自民党1人だけ。さらに、意見が反映されていない人(死に票)は7万票にまで増加しました。
あくまでこれは簡単なモデルです。お金の問題、投票率の問題、議員の割合など様々な影響が出ると思います。
確かに選挙にかかる費用は少なくなるでしょう。ですが、多くの国民の意見が反映されるかと言われれば怪しくなります。
皆さんの意見が反映されるためにも、安易な議員数減少は、今以上に多くの人の意見が反映されなくなるのではないでしょうか?
何か考えがありましたらぜひコメント欄へお書き下さい!(自粛警察のように、行き過ぎたコメントや過激なコメントは削除致します)
それではー「再见!」