映像授業で起こりうる問題と利点
どもども。
各大学で学費返還の動きが進んでいます。「大学 学費返還 コロナ」などと調べれば色んな大学の学生が動きを見せています。
まあ今日はその話じゃなくて、映像授業で起こりうる問題や、既存の問題が映像授業に影響することについてお話します。
さて、映像授業ですが、どのような状況が考えられるでしょうか…
まず対面授業が出来ず、教授や学生間のコミュニケーションが取れないことが一番最初に挙げられます。ただ、最近はZoomやteams、MeetといったWeb会議アプリが増えてきています。ですから少人数授業でもある程度の対話が可能かもしれません。しかし、画質やラグの問題など、通学の方が良い点はあります。ただ、これはまだまだ小さな問題だと思います。
いつも話していることですが、このような新しい取り組みの時、経済格差の問題が大きく出てきます。新しい取り組み自体は良いことです。しかし、その取り組みが不公平を助長するのは良くないことだと思います。それが勉学なら尚更。
今回は映像授業の話ですのでそこに絡めてお話します。いま、映像授業をするにあたってのアンケートを大学がしていますが、授業を受ける環境にはかなりの格差があります。携帯会社も、データ通信量の制限を一時的に取り払う等の措置をしています。しかし、スマホで受ける授業とパソコンで受ける授業、どちらが受けやすいでしょうか?画面が大きく機能が充実しているパソコンの方がきっと受けやすいでしょう。パソコンを買いたくても買えない人は沢山いるはずです。その人達を無視して映像授業を開始出来るのでしょうか?
例えば大学側がパソコンやポケットWiFiを貸し出す等して、きちんと公平に授業が受けられる環境を作るべきです。同じ授業料を取るのであればそれ相応の対応が必要です。もちろんこれをやるのは大学でなく、文科省はじめとする政府でも構わないと思います。
さて、最後に利点を少しお話します。
それは、学生による授業妨害が無くなる点です。真面目に授業を受けている人がバカを見る環境にならないことが、映像授業での最大の利点ではないでしょうか?まあ、ちゃんと授業に出席したり、課題を出したりといった、通常授業でも行っていたことを当たり前に行うことが前提ですがね…
とりあえず今ある問題の話をしましたが、恐らくこれから改善されることだと思います。というか改善されないまま授業をするのは、また所得による格差が広がることを意味します。学習機会がちゃんと与えられる環境になることを祈ります。
それではー「再见!」