日本における英語教育はどうなっているのか
どもども。
もうすぐ小学生にも正式に英語の授業を取り入れるようですね。私が小学生の時にも英語の授業はありましたが、特に評価は無く、「みんなで楽しく英語を使おう!」という感じでした。
しかし、それが気づけば評価される教科に変わるようです。
「英語は大切だぞ!」と言われる中で、日本の英語教育はどうなっているのかお話したいと思います。
私が小学生の頃は、ALTと呼ばれる外国人の先生が来て、その人とコミュニケーションを取る。というのが英語の授業でした。
中学高校にもALTの先生が来てくれていましたが、その回数は月1回あるか否か。あとは基本全てリーディングやリスニングの授業でした。
私は中学生時代に塾に行っていませんでしたが、今塾で中学生に教えていることは主にリスニングとリーディングです。滅多にスピーキングはやりません。なんならコミュニケーションもほとんどやりません。
さあ、果たしてこれで英語教育の意味があるのでしょうか?
そもそも英語の授業が増える理由は「グローバル化」だったはずです。ということはすなわち、色んな人とコミュニケーションを取る機会が増えるわけです。
難しい英文を読んだり、契約書を読んだりするより、まず外国人とコミュニケーションを取ることが、海外に通用する第一歩なはずです。
にも関わらず、今日本でやっていることは、コミュニケーションを小学生だけでやり、後は難しい英文を読む。
非常に意味がないと思いませんか?
そして、今になって「受験でリスニングを強化します!」って遅すぎませんか?
日本人が1番外国人とコミュニケーションを取ることが多い東京オリンピックが今年なのに今更です。
来年、様々なことでスタッフやコミュニケーションを取る中心となる世代は、リスニングとリーディングばかりやっているわけです。私は今年、大学内の英会話の授業を取りましたが、ほとんど話せたものじゃないです。
私が通っている大学は、世間一般でたまに名前が上がるようなところなのですが、いざ外国人を前にすると全く話せません。話せる人ももちろんいますが、話せない人の方がかなり多いです。
いくら難しい文章が読めたとしても、話さなければ、表現出来なければ何も意味はありません。
だからこそ、日本における英語教育はかなり遅れているな…という印象です。
日本の教育全般に言えることですが、日本は「全部覚えれば優等生!」といった感じですよね。本当は、自分で考えて、知識を使うことが大切なのにも関わらず…それが今、英語に顕著に現れているなと思います。
それに誰も気づいていないのか、それとも気づいているけどめんどくさいからなのか…その真意は分かりませんが、今の英語の教育体制はあまり良くないなと思っています。
でも、塾現場は飼い主である本社の偉いさんが作ったカリキュラムを従順に行わなければならないので、難しいところです…
出来るだけ「使える知識や勉強」を教えていきたいんですけどね…
(私はもう来年から国社を専門的にやりますが…)
なんやかんやで大学まで来ると、様々なことを使うということをするんですけどね。私が言いたいのはそれじゃ遅くね?ってことです
それでは「再见!」