コンビニのブラック営業はなぜ無くならないのか
どもども
最近、フランチャイズのコンビニオーナーによる悲痛な叫びが多いですよね…というか昔から多くて、最近やっと取り上げられるようになったのかもしれませんが。
「24時間営業しなかった店舗に賠償金」とか
「ドミナント戦略により経営が悪化」など…
今、SNSでも「コンビニオーナーになってはいけない!」という記事や動画をよく見かけます。ではなぜ、コンビニのブラック営業は無くならないのか…そんな話をしたいと思います。
コンビニ本社としては「安い給料で働かせ、原価率の低い商品を売るフランチャイズコンビニ」は手放したくないわけです。さらに、自社名のコンビニが潰れることによるデメリットを受けたくない。
そこで1つ目の理由が本社の圧力なのではないかなと思います。
これはまあよくご存知の方も多いと思いますが、24時間営業に対する圧力と罰金で明らかですよね。この理由は当然と言えば当然です。
2つ目、便利なものに日本人が慣れすぎてしまったこと。
元はと言えば、そもそも店が24時間やっていること自体をおかしいと思うべきなのだろうなと思います。昔はコンビニなんて無かったはずだし、それで生活ができていたはず…でも、日本人はいつまでも便利を求め続けた…その結果がこうなったんだなと思います。
3つ目、長時間労働は美徳の考え方。
夜中に食料が欲しくなるということは、多くは夜中まで長い時間仕事をしていて、それによってコンビニを使うことになってしまう。長時間労働は美徳で、それが当たり前になることで、やはりコンビニへ負担がいく…夜中に食料を手に入れられるところはコンビニくらいですからね。
さて、3つ話しましたが、結局これ循環するわけです。負のループってことですね。
「長時間労働は美徳→だからお前らもやれと圧力→お、便利な物があるな、これなら長時間労働しても大丈夫…」
そりゃあ、コンビニのブラック営業は無くなりませんよ。
もしかしたら、これからはコンビニに限らないかもしれませんが…
最近ニュースになっているのは、試験的に24時間営業を辞めようというもの。でも私は結局、あれは営業環境改善には役に立たないと思います。なぜなら結局、
「ほら、消費者から文句出たでしょ?だから君らオーナーは24時間してた方が業績も上がるの、頑張って」ってなる気がしています。
どうやったらこの負のループが止まるのか…学習歴が浅い私にはまだ分かりませんが、ブラック営業の起こる根本自体はこうじゃないのかなと思います。
追記: 別にコンビニを全否定する訳では無いです。私も便利だなあと思って使っている人なので。でも、それを少し疑問に感じただけですので。
書いてたら寝るの遅くなってしまった。ちょっと風邪気味なのでクリスマスと年末が心配なおじさんみたいな18歳です。
それでは「再见!」